後藤家は初代祐乗より足利家に仕えたが、四代光乗のときに足利家が滅亡したことから、光乗そしてその嫡男である五代徳乗は織田信長に仕えることとなり、後に豊臣秀吉に仕えた。
 本作は徳乗の作と鑑せられ、後藤本家の掟と品格の両方を兼ね備えた優品である。